矯正治療の対応となる歯並びでの例
問題になる歯ならびにも様々な種類がありますので、よくあるものを解説していきたいと思います。
大阪府・四條畷市の歯科医院です。永久歯を抜かない矯正歯科。マウスピース矯正も行います。
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問題になる歯ならびにも様々な種類がありますので、よくあるものを解説していきたいと思います。
歯ならびがでこぼこに重なった状態の歯並びを叢生(そうせい)といいます。
主な原因は歯が大きく、あごが小さいので、歯があごの中に並びきらないために起こります。
噛む機能の問題や見た目の問題があり、また歯みがきもしにくい状態です。
上の歯が下の歯よりも出過ぎている状態を上顎前突と言います。
原因は上の歯だけが出ている場合もありますが、骨格的に上あごが前に出過ぎていたり、下あごが後ろに下がり過ぎていることが原因になっていることもあります。
前歯が出ているため見た目も問題だけでなく、外傷のリスクも高くなります。唇も閉じにくい状態です。
下の歯が上の歯よりも前に出てしまっている状態を言います。
原因は前歯だけが位置的に前後している場合もありますが、骨格的に下あごが前に出過ぎていたり上あごが後方に下がり過ぎていることが原因になっていることもあります。
横顔が三日月型になります。咀しゃくや発音に障害が出ることもあります。
歯と歯の間に隙間のある状態です。
歯の大きさがあごの大きさに対して小さい場合などに起こる症状です。
歯の本数が少ないことが原因のとこもあります。
前あごの症状がある場合、非常に目立ってしまいします。歯と歯の間の歯磨きも難しくなります。
奥歯で噛んでいる状態でも、前歯が噛まないで開いてしまっている噛み合わせです。
原因は指しゃぶり、舌の使い方や癖などです。
噛む機能の問題や発音に大きな問題があります。
非抜歯矯正に非常にマッチするアライナー矯正(インビザライン)を本格的に採用した治療を行っています。
コンピューターシミュレーションを何度も行い、制度の高い治療を行うことが出来るようになりました。
取り外し可能ですので、快適に食事や歯磨きをすることが出来ます。
快適な生活をしながら、従来のワイヤー矯正以上の結果を得ることができます。
マウスピース矯正治療のなかでもインビザラインはiTeroなどのデジタルスキャニングで作られるのが世界のスタンダードです。
「のむら歯科・矯正歯科」では、2015年より矯正治療にインビザラインを導入しましたが、2017年10月より発表されたばかりのiTeroElementを導入、完全にデジタルスキャニングに移行しました。
ネバネバとしたシリコンによるあの歯型とりは完全に過去のものになりました。
おう吐反射のきつい方も、短時間で精密にお口の中をスキャンします。
矯正治療の未来をデジタルテクノロジーで実現します
iTeroにより快適・高速・精密に歯型のデータを3Dデータに変換したのち、この3Dデータはインターネットを介して、即座にコスタリカのエンジニアに送られます。
そののちクリンチェックというマウスピース型矯正装置設計ソフトウェアに組み込まれます。このクリンチェック上の歯の配列はエンジニアが並べたものだけですから、矯正歯科医は最終的に理想的なポジションになるように、この装置のデザインを調整する必要があります。
歯の細かい位置づけや、動かす順番、スピードなどを指定して、アタッチメントの形や位置も個別にカスタマイズしていきます。
のむら歯科・矯正歯科では平均3~8個くらい矯正治療シミュレーションを繰り返して、細部まで調整していきます。この設計は歯科医師によって腕前が異なっているため、マウスピース矯正治療はどこでも同じというわけではありません。
このようにして作り上げられたクリンチェックデータは、メキシコの世界最大の3Dプリンティングファクトリーに送られて、ロボットによりマウスピース型矯正装置が制作され、日本まで航空便で届けられます。
マウスピース矯正(インビザライン)は歯科医の経験と思考というアナログな知恵をデジタルデータで実現する、新しい世代の矯正治療です。